DevCentral の今後の方向性

DevCentral はなんと誕生 11 年を迎えます。ここまで順調に成長し、素晴らしいコミュニティが築かれたのもひとえに皆様のお陰です。当社では感謝の意を示すとともに、今後の方向性を皆様にいち早くお知らせしたいと考えています。継続的な成長を目指す当社では、メンバーの皆様からのフィードバックを参考に、当社の抱負を徐々に実現させていく予定です。今後数か月のうちに DevCentral の次の主要バージョンがお目見えします。人々を驚かすことは大好きですが、相手に関与することをコロコロ変えるのは好ましいことではありません。そのため、コンテンツを配信し、メンバーを結び付け、誰もが必要とする答えを得られるようにする当社の計画について1 つずつ説明します。

 

3 つのC:Clean (クリーン)、Consolidated (統合型)、Classy (高尚)

過去数年間、DevCentral にはさまざまな機能が追加されましたが、可読性や組織のインターフェイスを向上させる思い切った手段は何ら講じられませんでした。ありえません。DevCentral の長期にわたる第一の目標は、サブジェクトナビゲーションを簡便にして、パーソナライズされたコンテンツを配信することです。こうしたニーズに対応するために、デフォルトのランディングページのデザインを大幅に刷新しています。右の画像をクリックすると、当社のアイデアをご覧いただけます。以下は機能の注目すべき改良点です。

  • 左側のページ余白に示されたトピック/テクノロジのクイックナビゲーション
  • 中央下部にある最新の可変コンテンツの簡単なナビゲーション
  • 右側にある最新の質問や参照頻度の高い質問の簡単なブラウズ
  • DC を担当する当社の John Wagnon が動的コンテンツスライダを使ってそのラテン語能力を披露。これは緊急ニュースや嬉しいお知らせを配信するときに役に立ちます (Heartbleed や Shellshock、my birthday などの脆弱性を考えてみてください)。

 

検索の簡素化:分類法の活用

F5 が 9 回にわたって開催したグローバルアジリティカンファレンスに参加された方は、さまざまな分科会や討論会で F5 が現行および新生の業界ソリューション (コア/ハイブリッド/クラウド、セキュリティ、サービスプロバイダなど) に注力していることがおわかりになったのではないでしょうか。当社では紹介されたソリューションに着目し、注目度の高い討論を注意深く観察し、こうしたソリューションがデータ分類の適切な出発点になると考えています。ただし、コミュニティの関心を考慮して、まずはメンバーが求める事項に取り組みます。当社では、検索やコンテンツのフィルタリングを簡潔にして、質問や記事、コードの送信に要するタグ付けを軽減し、ソリューションとテクノロジという 2 つのコンテンツをメンバーの投稿の主要ピボットにします。上部に例示した高尚なホームページでは、投稿者がトピック/テクノロジのピボットから選択でき、さらに 2 つのユーザ定義タグを利用できます。これにより、私たちの多くを煩わせてきた次の事項が達成されます。

  • 一部の投稿に伴う永遠のタグ付けが制限される (過去最多タグ数は 23 個でした。多過ぎます。)
  • コンテンツの検索およびフィルタリングが簡便になり、どの投稿も長期にわたって参照される
  • ユーザがどのようなコンテンツを必要とし、当社がどのようなことに重点的に取り組むべきかに関する的確な数値指標が示される

F5 アジリティ D.C. で大勢の人々がこのホームページを利用し、多大な安堵感と前向きな言葉をもって迎えられました。当社は正しい方向に進んでいるものと思われます。

フィルタ、格付け、Netflix

前述のトピックナビゲーションの改良と同様に、DevCentral を探索すれば、最新の分類法を用いて迅速かつ簡単にフィルタリングし、必要に応じて結果をさらにカスタマイズできます。

答え (Q&A)、コードシェアはすべて、トピックやテクノロジを迅速にフィルタリングするロジックを共有し、先行入力のカスタムタグフィルタで結果を絞り込みます。右側の画面で、実際の画面をご確認ください。

そして、格付け……。ここ DevCentral の面々はNetflix 中毒で、私たちの場合、人生に関わる決断はすべて、私たちが見たいと Netflix が考えるものに左右されます (テレビ番組『スターゲイト SG-1』の放映権を手放したことにはイラつきますが)。Netflix などにはよく知られた評価システムがあり、当社の多くのコンテンツにも活用できるのではないかと考えています。すべての記事やコードシェア、ダウンロードにこの簡単な評価システムを導入して、現行の投票メカニズムの結果を待つまでもなく、人気のコンテンツがすぐに浮上するようにします。質問と答えには投票機能を維持しますが、1 つのスレッドに複数の人々が投稿するほうが理に適っています。Q&A について妙案があれば、ぜひお聞かせください。

今こそが未来

他にも多数の変更や改良を進めていますが、上記の内容は今後の拡張の基盤となるものです。当社では豊富な知識を有する方々がその情報を簡単に還元できるようにする一方で、その貢献をきちんと認識いたします。また、コミュニティで相談している相手が、F5 の専門担当者なのか、MVP なのか、エリートコミュニティメンバーなのかがわかるようにします。今後、楽しみな変更や有益な変化が多数実施される中、皆様のフィードバックをお待ちしています。ご提案やご質問がある場合、あるいは DevCentral のチームメンバー John Wagnon のプロファイル写真に対するコメントでも、 ここからお気軽にご連絡ください。忙しい年になりそうです。

よろしくお願いいたします。

DevCentral チーム

Published Oct 20, 2015
Version 1.0

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